やっぱ、シンプル。 ~ARAIの雑日記~

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V6の好きな曲を勝手にランキングしてみた<前編> ~好きなものについて語る(3)~

ここ最近V6の曲を聴きまくっています。ARAIです。

まあ原因は言うまでもなく、先日書かせていただいた記事ですね。

cmbk-arai.hatenablog.com

私の中のV6への想い(の一部)を書かせていただいたんですが、どうにもそれでスイッチが入ってしまったようで…、いつにもましてヘビロテしてます。

毎日毎日、何かしらV6の曲を流す日々です。(合間合間に「アベンジャーズ」のサントラも流してたりしますが。)

 

そこで今回は、私が愛してやまないV6の楽曲たちの中でも、特に好きな曲について書いていきたいと思います。

 

…と言っても、まとまりと語彙力のない駄文が延々と続くことになるのは目に見えているので…(笑)、ランキング形式にでもまとめてみましょうかね。

 

独断と偏見と完全な自己満足で―あと語り出すとキリがないのでとりあえずシングル曲に限定しつつ―、勝手にランキングにしてご紹介していきます。

 

もちろん、あくまで私のランキングですので、「へぇ、ARAIはこの曲が好きなんだな」程度に、あたたかくお付き合いいただければ嬉しいです。

あ、あと、これからV6の曲を聴いてみようかな、なんて思ってる方がもしいらっしゃいましたら、その参考にでもしていただければ幸いです。

 

それではいきましょう。まずは第10位からです。

 

第10位「ジャスミン

2007年5月23日リリース(31st)

問題はやがてクールに いつかハッピーに咲き誇る

イノッチ主演の刑事ドラマ「特捜9」シリーズの源流である「警視庁捜査一課9係」シリーズのseason2の主題歌にもなった「ジャスミン」が第10位です。

 

柔らかくあたたかいピアノから始まるスローテンポなこの楽曲。どこか気だるげで、それでいてどこか穏やかなイノッチのソロパートで唄い出し。

心にある不安や問題も、いつかは良い方向に向かう。もやもやとした「何か」を抱えていたとしても、自分だけの感情を胸にきっと新しい朝を迎えられる。

そんな「漠然とした安心感」のようなものが、知らぬ間に自分の周りをそっと包み込んでくれるような、そんな気持ちにさせてくれる一曲です。

 

パワーやエネルギーに満ちた強いメッセージ性だとか、心に沁みるリリックだとか、そういったものがあるわけではないんですが、いつ聴いても心にすっと入ってきてくれるんですよね。良い意味で具体性がないというか、ホントになんとなくあたたかい気持ちにさせてくれるんですよ。

多感な高校生時代にリリースされてよく聴いていたということもあるのかもしれませんが、大人になった今でも、折に触れて聴きたくなります。

 


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 さよなら 今の僕

 Ah Say Hello!! 新しい朝へ

 

 

第9位「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」

2013年8月21日リリース(42nd)

永久の誓いは 胸の中

またしても「警視庁捜査一課9係」シリーズから。season8の主題歌を飾った「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」が第9位です。

 

V6の高い歌唱力が光る至極のバラードに仕上がったこの楽曲。大人の落ち着きと色気、そしてどことなく「クサい」男の後悔がにじみ出ている坂本くんのソロパートで唄い出し。

結成20周年を2年後に控えたあの時期だからこそリリースできた楽曲なのかなと今でも思いますね。何せ使用楽器はピアノのみで、プロのコーラスなし。使用している「音」がメンバーの声とピアノだけなんです。これはもう余程の実力がなければ出来ないですよね。

 

歌詞の内容は、ざっくり言えば失恋ソングで、特に心に響く詩や言葉があるわけではないんですけれども…。

さっきの「ジャスミン」は、歌詞も唄い分けもメロディも雰囲気も全部まとめて、漠然とした不思議な魅力を感じて好きになったのに対して、こちらはメンバーの歌唱力と表現力に確固たる圧倒的な魅力を感じて好きになった、といった感じですかね。

初めて聴いた時、ラスサビの「あの日の僕を許さないでいいよ」に全身が鳥肌でした。

 


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 不器用だなんて 君に甘え過ぎた

 あの日の僕を許さないでいいよ

 

 

 第8位「Feel your breeze」

2002年6月12日リリース(21st)

永遠に 夢を 感じよう

仲間由紀恵さん主演のドラマ「ごくせん」第1シリーズの主題歌になった「Feel your breeze」が第8位です。

 

アップテンポの爽やかな楽曲で、V6の「夏ソング」の定番として挙げる方も多いようです。唄い出しはメンバー全員のユニゾンで、前奏と相まって初っ端から爽やかさがもう全開。

 

晴れた青空の下でサッと吹く一陣の風に、優しく背中を押されるような。

自分の胸に、心に、確かにある「何か」。それは夢だったり希望だったり、あるいは涙か傷か、それとも未来か。「君の風を感じろ」という直訳の通り、風の如く心にそよめくそんな「何か」を感じながら、決して止まることなく歩いて行こう。そんな前向きなメッセージを感じられる一曲になっています。

 

この曲を聴けば、何か気持ちが前向きになれるんですよね。「よし、行くか」と。すっと前を見据えさせられるんです。そこでやっと、自分が少し俯きがちだったことに気付いたり。

 

2番サビの森田くんのソロパートが大のお気に入り。

ちなみに、収録アルバム「seVen」(2002年7th)でドラマバージョンの「Feel your breeze(GSN version)」を聴くことができます。微妙に唄い分けが違う部分があったりして、シングルバージョンと聴き比べてみるのも面白いですよ。

 


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 いつか 想像してた未来に 僕ら

 ちゃんと近づけるように

 風に いつも吹かれて いまここから歩いて行こう

 

 

第7位「GUILTY」

2009年9月2日リリース(36th)

始まった過ち 壊せない現実

またまた「警視庁捜査一課9係」シリーズからで、通算4シーズン目となった「新・警視庁捜査一課9係」。タイトルが改められた「新・9係」3部作の一発目を飾った主題歌になりますね。

 

美しいハープの前奏から、森田くんと三宅くんのラップパートで静かな唄い出し。岡田くん、イノッチのソロパートで少しずつ盛り上げ、サビから一気にアップテンポへと流れ込む。楽曲全体の構成が絶妙なバランスで、見事な完成度を誇る一曲です。

 

内容はズバリ、不倫。

アイドルでこんなにド直球な不倫な曲があるのかと、リリース当時高校生だった私は衝撃を受けましたが…(笑)

まあ不倫の是非は置いておいて、とにかくこの曲、カッコ良いんです。

王道的な「カッコ良さ」ではない、別の意味の「カッコ良さ」。それを大人の色気というのか、アダルトというのか、あるいは「エロ」と表現するファンの方もいらっしゃるようですが、私の中では「艶美」と表現するジャンルとして認識しています。

「蝶」(2008年33th)や「Can't Get Enough」(2017年47th)とかも、同じジャンルかなと感じていたりするんですけどね、個人的には。

 

黒いスーツで決めたメンバーが抜群にカッコ良いMVもオススメです。もちろん曲を聴くだけでも充分にカッコ良いんですが、振り付けや演出といった視覚的な情報がこの曲にもたらす効果は絶大。曲の持つ世界観がグッと広くなると思います。

 

ちなみに、カップリング曲の「逢いたくて」はこの「GUILTY」の後日談を描いた続編=アンサーソングになっています。

「GUILTY」とは正反対のゆったりとしたバラードで紡がれる、矛盾する痛みと癒しを繰り返した二人が迎える結末。「GUILTY」と併せて、ぜひ聴いてみてください。

 


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 nobody can't stop this... "guilty"

 

 

第6位「太陽と月のこどもたち」

2017年5月3日リリース(48th)

太陽のように笑い 月のように綺麗な人よ

「COLORS」と対をなす両A面シングルで、V6として初めてNHKみんなのうた」で放送された楽曲。

 

メンバーユニゾンのサビから始まって、しかも前奏なし。キャッチーなメロディーラインに乗せて唄われるミディアムバラードで、メッセージ性に溢れた一曲です。

 

タイトルの「こどもたち」というのは、いわゆる世間一般でいう「子供」を指すのではなく、「大人」も「子供」も含めた「みんな」という意味ですね。

この広く美しい世界に生まれ、一生懸命に生きている私たちはみんな、太陽と月のこども。辛いこともあるし、怖いこともある。だけど、いつも誰かが傍にいて、見守られている。それに気付けたなら、もう何も怖くない。迷うことなく進めばいい。太陽のように笑うそんな姿は、きっと、月のように美しい。

 

歌詞の内容的には、まあ、ちょっとスケールが大きいかなと思わないことはないんですが、しかし初めて聴いた時は、一目惚れならぬ一“耳”惚れしてしまいましたね。メンバーみんなの歌声が、それはもう優しくて。こんな曲を難なく唄うことができるのも、V6なんだよなと再認識させられます。

 


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 ずっと愛が途絶えることはないから

 きっと迷いはもうないはずだよ

 

 

第5位「サンダーバード -your voice-」

2004年8月4日リリース(26th)

ヒーローになれる

2004年公開のイギリス映画「サンダーバード」の日本語吹替版のテーマソングで、同作吹替声優としてメンバーも出演しています。

 

何よりも、V6の王道的なカッコ良さを最高潮に味わえるのがこの曲。もうカッコ良いんですよ。とにかくカッコ良い。彼らのカッコ良さが最大限にみなぎり、アツさと激しさが全面的にほとばしり、最っ高にクールな一曲に仕上がってるんです。

 

メロディーもカッコ良けりゃ、ダンスもカッコ良い。そして極めつけに、歌詞もまたカッコ良いんです。

「ヒーローになれるいつでも」にはじまり、「自由を知る予感に気づく」だとか、「奇跡あつめ舞い降りる」だとか「イナヅマよ行先を示せ」だとか、言い回しや言葉のチョイスが、もう、いちいちカッコ良い。

個人的なお気に入りは2番のサビ。

 

なんだか「カッコ良い」のオンパレードになってしまっていますが…、少しでも熱は伝わりましたでしょうか…(笑)

 

ちなみに、収録アルバム「musicmind」(2005年9th)では「サンダーバード -your voice- "musicmind ver."」を聴くことができます。こちらもなかなかカッコ良いアレンジに仕上がっているので、ぜひ聴いてみてくださいね。

 


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 My name is Thunderbirds

 光る翼 サンダーバード

 

 

第4位「TAKE ME HIGHER

1996年9月16日リリース(4th)

いつまでも守りたい その微笑みを

来ましたね。我らが名曲「TAKE ME HIGHER」。言わずもがな、長野くん主演「ウルトラマンティガ」の主題歌です。その人気ぶりと影響力たるや、今ここで私なぞが語らずとも多くの方が理解されていることと思います。まあ身近なところで実感するのは、例えばひとたび音楽番組などで披露されると「TAKE ME HIGHER」というワードがあっという間にTwitterにトレンド入りしたりするところですかね。

 

最新曲「僕らは まだ」を含めて通算53枚ものシングルをリリースしている中で、25年も前の4枚目のシングルが自分の中の第4位にいるというのが、改めて考えてみても驚きというか納得というか。

まだ幼少期だったリリース当時も、そして今も、あの前奏を聴くと自ずと心が騒ぎ出すような感覚に陥ります。この感覚こそが、自らの心に、魂に、楽曲そのものが刻み込まれている証なのだろうなと思うんですよね。

 

「時代を越える名曲」

まさにこの言葉が相応しいのが「TAKE ME HIGHER」なのだろうと、そう、強く思います。

 

多くのファンの方がそうであるように、私のお気に入りもまた、2番サビ終わり2分47秒辺りの間奏部分。1番2番と散々アツくカッコ良く盛り上げておきながら、一瞬ここでふっと冷ませに来る。しかしそれでいて、「醒める」ことは決してさせない。

来るラスサビ、その前の前。それに向けてのいわば「備え」の時間。儚くも力強い美しき旋律が、1番2番で熱せられた胸を一瞬だけ落ち着かせ、ラスサビの盛り上がりをさらに加速させてくれます。

 

ただ、「ティガ」好きとしては、そんな悠長に構えていられないこともまた事実。この間奏部分に、果たしてどれほどのドラマが、想いが込められていることか。

わかる方にはわかっていただけることと思いますが、この間奏部分を聴くたび私の脳裏によぎるのは「うたかたの…」のあのシーンです、はい。

 

ちなみに、収録アルバム「NATURE RHYTHM」(1997年2nd)で「TAKE ME HIGHER(NEW ALBUM MIX)」を聴くことができますが、こちらは「ティガ」最終章で挿入歌として使用されたアレンジバージョン。前奏部分がシングルバージョンと大きく異なるわけですが、これはこれでもうとてつもなく美しいアレンジになっているので、ぜひ聴いてみてください。

 

そしてこれを機にぜひ「ウルトラマンティガ」をBlu-ray BOXで楽しみましょう。(宣伝)

 


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 Gonna TIGA! Take me, take me higher

 光る瞳を信じて…

 

 

      

ここまでで第10位から第4位までをご紹介しましたが、いやぁ、書き始めると楽しいもので、思っていた以上の文章量になってしまいました…。

なので内容を分割させていただいて、残るベスト3については次回<後編>で書かせていただくことにします。

 

1週間以内を目処にアップできたらと思っているので、引き続き気長に、あたたく、お時間の許す限りお付き合いいただければ幸いです。

 

それではまた。

 

 

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